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秋の夜長に

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玉露でも飲みながら
素敵な本を。

日常の建物でありながらこんなにも
素敵なものを建ててしまう人が
いるんだなあと常々思いますが、
図面もほんと素敵です。

違うところで見た実際の住宅も
ため息ものでしたが、素人と作家の
差が曖昧で共感を呼ぶなんて感覚が
まったくなくて、ただただ精度の
高い工芸品みたいな感覚があり
それでいて敷居が高くなくすっと
寄り添ってくれるという印象でした。
イニエスタみたいなもんですね。

「味わい」と「温もり」と「個性」と
序文に書かれていますが、人の手に
よってつくりだされるもののよさが
図面に宿っているというのが
しみじみと分かります。

こうした図面を描くのは難しいですが、
図面を眺めていて下地や線の意味合いが
ずいぶんと違って見えてることに
気づいたのは収穫だったかもしれません。

それもこれも、設計士施工という
事務所的には全く儲からない仕事を
コツコツとやり続けてきて
現場に出続けたかいがあったという
ことなのでしょうが、
作業した分だけ成長してたんだなあ
と思いましたわねえ。

みんなが車でちゃーっと行く中、
脇道それて森の中に突っ込んで
いってしまってるわけですが、
また道に戻ってこれるのかしら
と思いつつ、そのままそこに
小屋建てて出てこない気が
しますわねえ。


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by morimoto_a | 2019-10-10 22:41 | いろいろ | Trackback | Comments(0)