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淡路島に行く用事があったので、台風があったこともあり建物の状態を見に洲本の家に行く。自分の建てた家がしっかりと暮らしを支えてくれてるか心配ですからねえ。
洲本の家は柱が山長さんの4寸(120角)で、壁の合板はダイライトで、筋交いも多めに入れててなにより壁の配置のバランスがすごくいい家なのでそういうところがとても効いてるなあという印象。地震の時も全然揺れなかったらしいので、平屋ということもありますがバランスは大事だなあと思う。
断熱もたっぷりなので夏場もエアコン効いて寒いぐらいだったそう。見えないとこにお金かけたかいあったなあと実際に住んだ時の話を聞くと嬉しいなあ。
植物が育ったことで室内からの景色がとてもいいし、ウッドデッキや塀のレッドシダーがいい色に変色しているので家の持つ空気感がすごくよくなってきてるなあと。
室内も無垢材や自然素材を使ってるので全体の雰囲気が柔らかく馴染んで、居心地いい空間になっててそれも嬉しかったなあ。蜜蝋ワックス塗ったオークの床もすごくいい雰囲気なってるし、経年変化で美しくなるのはほんといいなあと思う。
そうした自然に変化することとは別に、
トイレ前の廊下がちょっと暗かったのでトイレの建具にアクリルを家具屋さんに入れてもらってそれがとても雰囲気よかったり。そうして手を入れながら成長していくような、おおらかな家になって欲しいなあと思っていたのでそういう雰囲気がでてるのがよかったなあ。
いいなあとかよかったなあばかり言ってますが、素敵に暮らしてくれてる家を見ると、嬉しいですわねえ。
夏場とかウッドデッキが遊び場になってくれたらしいので、頑張ってつくってよかったなあと。子供たちがこの家で楽しく遊んだ思い出とかが残ってくれたらなによりだなあと。
漆喰の壁のコーナー部が少し欠けてるのとか汚いとか言う人もいますが、自分はそういうの愛らしくてすごくいいなあと思います。素敵に暮らすということがおしゃれにきれいにすることではなくおおらかに暮らせるというところがこの家の良さだったと思うので、そういう暮らしを見れてよかったなあ。